申し訳ございませんが、しばらくの間販売を休止させていただきます。

淡水クロレラ培養の概要

ペットボトルのクロレラ

 このサイトで販売しているクロレラは、非常に培養しやすいものを選んでおりますので、説明書通りに培養していただけましたら、まず失敗することはありません。万が一失敗しましても、メールでご連絡いただければ、アドバイスさせていただきます。また代金のお支払いも培養が成功してからで結構です

クロレラの培養完了後、クロレラ培養液を10倍に希釈して、そこにタマミジンコを入れてやるとタマミジンコは増えてくれます。

10倍に希釈する分、タマミジンコの密度は少し低くはなりますが、もともとのクロレラの培養液が25L分ありますので、10倍に希釈して利用しますと、250L分になりますので、かなりの量になります。

ただ、現在この淡水クロレラで培養できるミジンコはタマミジンコのみです。

オオミジンコを含むダフニア属のミジンコは培養できません。

飼育するメダカの数にもよりますが、これだけの量があれば、数ヶ月にわたってタマミジンコをメダカに給餌できると思います。

最初に培養したクロレラをそれ以降に培養する際の種クロレラにするのですが、この種クロレラは冷蔵庫に入れておくと、約1年間にわたって保存できます。これは、確認済みです。

長期にわたって飼育しているメダカに生きたタマミジンコを与えようとお考えの方は、是非一度お試し下さい。

 

クロレラ培養に際して必要な器具を以下に列挙します。
●1000mLの計量カップ
●ロート(漏斗)
●計量スプーン10mL用、もしくは10mLを計量できるスポイト

●容量が500mL以上のペットボトル3本とクロレラ培養用の2Lペットボトル数本

 クロレラ培養用のペットボトルは、底が平らなものが適しています。
●ビニール手袋
●2~3日くみ置きした水道水1~2L程度(カルキ抜きの使用は不可です

●エアレーションの装置一式

培養に必要なもの

私どもが培養している条件と同じ条件で培養していただければ、トラブルが生じたとき、その原因を発見しやすくなり、それ故にアドバイスもしやすくなります。

そこで、淡水クロレラを培養するにあたりまして、以下の器具があるかどうかを確認して下さい。

 

1.蛍光灯は、20Wの白色蛍光灯(LED白色蛍光灯でも20W相当であれば可)のものをお使い下さい(明るすぎるのもよくありません)。

2.培養容器は、2Lの透明ペットボトル(底が平らなもの)をお使い下さい。

3.エアレーションは、プラストンまたはエアストンをお使い下さい。

培養液作成の注意点

下の説明書通りに濃縮培養液C1~C3作成後、クロレラ培養液を作成する際にはくみ置き水1Lに対して、C1~C3を10mLを加えますが、この際スポイト等で10mLを取り出す場合には、スポイト等をあらかじめきれいに洗浄しておいて下さい。

特に濃縮培養液-C3はカビが発生しやすいので、ご注意下さい。

もし、カビが発生しましたら、スポイト等で吸い取り、カビを除去して下さい。

カビを除去していただけましたら、クロレラやタマミジンコの培養には影響はございません。

以下の動画は、クロレラ培養セットを購入していただいた方が作成して下さったものです。培養液作成の際参考にして下さい。ナレーションも味がありますので楽しんでご覧いただけると思います。

培養のポイントは光とエアレーション

植物プランクトン培養のポイントは、次の2つだけです。

 

1.やや強めのエアレーションを行う。

2.至近距離から蛍光灯の光を当てる。 

 

1.に関しては、少し工夫することで、エアレーションが安定します。

下の写真左のように、プラストンにつなぐエアチューブの部分に直径1.6mm程度の皮膜付き針金を、ペットボトルよりも少し長い程度に切って入れておくと、針金の重さによって、少し強めのエアレーションでもプラストンがペットボトルの底に安定します。針金などの重りになるものがないと、プラストンは軽いので、エアレーションの際にペットボトルの底から離れて浮いてしまいます。そうなると、クロレラの栄養塩類が十分に攪拌されなくなり、クロレラの培養が不十分になりますのでご注意下さい。

 

もし、プラストンがなく、エアストンしかない場合には下の写真にように注ぎ口の下の部分をカッターなどで切り取って下さい。そうすると、注ぎ口からは入らないエアストンをペットボトルの中に入れることができます。

2.に関しては、淡水クロレラに十分な光を当てるために、左下の写真のように蛍光灯をペットボトルにできるだけ近づけてください。また、蛍光灯がない場合には、右下の写真のように白色の卓上ライト(LED電球でも可)を利用しても培養はできます。明るさは、上でも述べさせていただいたように20Wのものをお使いください。

照射時間は、1日のうちできるだけ長い時間を設定(理想は24時間照射)してください。就寝の時だけ消灯してもかまいません。ただしその場合、培養日数を3~4日長くしてください。

淡水クロレラをタマミジンコの培養に利用されるときの注意点

培養した淡水クロレラをタマミジンコの培養に利用される場合には、クロレラの培養液が深緑色になるまで(約7日間前後)培養して下さい。

条件によっては10日以上培養すると、茶色く変色することがありますので注意して下さい。
変色した場合にはメールで必ずご連絡下さい。

培養完了後、培養液を10倍に希釈してお使い下さい。この希釈率は是非お守り下さい。

また、タマミジンコ培養の際は、タマミジンコの培養容器を蛍光灯の直下など明るい場所にできるだけ長時間置(約1日に16時間以上)いて下さい。

養完了後の余ったクロレラ培養液は、冷蔵庫に入れて保管していただくと、1年程度はタマミジンコの培養に利用できます。

トップページでも記載させていただきましたように、淡水クロレラ培養セットの値段は以下の通りです。

 

 ■淡水クロレラ培養セット(25L用)=803円 送料=94円 合計897円

 

代金は、培養セットと一緒に振込用紙を同封致しますので、クロレラの増殖が確認できてからで結構ですので、振込用紙で振り込んでいただくか、ゆうちょのカード等をお持ちの方は振込用紙に書かれた口座番号に振り込んでいただいても結構です。

また、タマミジンコの培養を目的に注文していただいた方は、タマミジンコの培養が完了してからで結構です。

ただし、振込用紙を利用される方は、振り込み手数料は、振り込まれる方の負担となりますのでご了承ください。

 

淡水クロレラ培養セット(25L用)の説明書 2020年5月17日更新
淡水クロレラ培養セットの使い方を説明したPDFファイルです。
tansuikurorera_baiyou_25L-10-3.pdf
PDFファイル 508.9 KB

説明書やHPに書かれている培養に必要な器具をお持ちでない方は、ご注文されないようにお願いいたします。

培養失敗の原因となります。

よろしくお願いいたします。

出講社

休業日には基本的に発送できませんので、ご了承下さい。